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成果と普及

令和4年度研究成果

1 普及に移す技術・品種 (p1~22)
①水田土壌におけるゼオライト連用による保肥力改善効果
②白ネギ新品種’項羽一本太’の黄色斑紋病斑耐病性および収量性評価
③キャベツ内部褐変症状の作付け前リスク診断指標とリスクごとの対策技術
④内部褐変症状の発生が少なく10月上~中旬収穫が可能なキャベツ品種
⑤エダマメ収穫機の適正操作方法および機械収穫に適した栽培技術の確立
⑥橙色系の一重咲きチューリップ新品種「砺波育成146号」の育成
⑦赤色に白縁の一重咲きチューリップ新品種「砺波育成147号」の育成
⑧富山県下に分布するチューリップ球根腐敗病菌の薬剤耐性
⑨苗冷蔵による露地電照夏秋小ギクの開花期間の短縮
⑩ブドウ黒色大粒系品種「あづましずく」の雨よけ短梢栽培における品種特性と管理作業の軽減化技術
⑪酒粕およびウイスキー粕は乳牛のエコフィードとして利用可能である

2 普及上参考となる技術(p23~44)
①携帯型NDVI測定機によるコシヒカリの生育診断法
②空撮画像から求めたNDVIによるコシヒカリの生育診断法
③移植時期及び収穫時期が「富富富」の品質、食味に及ぼす影響
④「富富富」の食味を保つ収穫後の保管における留意点
⑤県内水田土壌中マンガンの状況とマンガン資材によるイネごま葉枯病の抑制
⑥クモヘリカメムシの発生分布の実態
⑦「えんれいのそら」の狭畦栽培における収量・品質と栽植本数の目安
⑧ハトムギにおける葉枯病とアワノメイガの発生消長及び被害様相
⑨チューリップ球根腐敗病菌とタマネギ乾腐病菌の相互作用
⑩リンゴ中生品種におけるわい性台木「M.26」利用樹の樹体生育及び収量性
⑪多産子で7頭目以降に生まれる子豚は生時虚弱の発生率が高まる

3 これまでの普及に移す技術・品種及び普及上参考となる技術(p45~62)
「平成16年度~令和3年」

令和3年度研究成果

1 普及に移す技術・品種(p1~25)
①水稲「てんたかく81」用の全量基肥肥料の開発
②大豆「えんれいのそら」の高品質生産のための刈取始期の目安
③タマネギべと病の効果的な防除法
④ほ場の生育データに基づいたキャベツの収穫時期予想手法の開発
⑤矮化剤処理によるキャベツセルトレイ苗の徒長防止技術
⑥富山県に対応したキャベツ根こぶ病のへソディム手法の開発
⑦エダマメ品種‘たんくろう’の収穫予測モデルの作成
⑧アスパラガス伏せ込み促成栽培における1年株養成に用いる肥料の選定
⑨土壌伝染性ウイルスおよび球根腐敗病に対するチューリップ品種の抵抗性評価
⑩本県の環境条件や気象条件に対応した夏秋小ギクの電照栽培品種の選定
⑪赤色系ブドウ「安芸クイーン」の結果枝の環状剝皮処理による着色向上技術
⑫マルバカイドウを台木としたリンゴの苗木育成技術
⑬モモ「あかつき」における徒長枝の摘心及び捻枝による結果枝育成技術

2 普及上参考となる技術(p27~59)
①移植コシヒカリ用全量基肥肥料に配合された穂肥相当窒素の溶出特性
②水稲「富富富」の出芽・苗立ちからみた直播特性
③水稲「富富富」乾田V溝直播用の全量基肥肥料の開発
④水稲「富富富」の高密度播種苗栽培における収量・品質の安定化のための適正栽植密度
⑤LAMP法を用いたイネもみ枯細菌病の迅速診断
⑥農作物の病害診断ライブラリの作成
⑦富山県におけるタマネギべと病の発病リスク診断と対策
⑧ナス病害虫の人工知能(AI)による簡便で迅速な診断技術
⑨加工・業務用として出荷期間の延長が可能なキャベツ品種の選定
⑩キャベツの内部褐変症発生を抑制する施肥技術
⑪4月下旬定植の青ネギ刈り取り栽培における省力的な追肥体系
⑫簡易な遮熱資材を用いた球根貯蔵庫内の昇温抑制効果の検証
⑬県内主要チューリップ生産品種の好適貯蔵温度
⑭ブドウ「藤稔」における果房形の整った果実を生産するためのジベレリン処理適期
⑮防霜対策としての灯油燃焼時の補助資材にせん定枝チップ、杉樹皮が利用できる
⑯肉用牛ゲノミック評価の高低は繁殖牛の繁殖性や採卵成績に影響しない
⑰新生子豚のストレス軽減に配慮した飼養管理技術の確立

3 これまでの普及に移す技術・品種及び普及上参考となる技術(p61~77)

4 写真(P78)

令和2年度研究成果

1 普及に移す技術・品種(p1~28)
①新たな原種供給システムによる高品質な原種の供給
②低コスト・省力化及び安定生産のための高密度播種苗の留意点
③コシヒカリ用全量基肥肥料の改良
④秋どりネギにおけるネギハモグリバエの発生消長と粒剤を用いた重点防除時期
⑤ネギ葉枯病菌による黄色斑紋病斑発生低減のための効果的な薬剤防除開始時期
⑥桃色のユリ咲きチューリップ新品種「砺波育成145号」の育成
⑦夏秋小ギクの頂花蕾径の測定による切り花日予測
⑧ブドウ黒系大粒品種「ブラックビート」の雨除け短梢栽培における特性
⑨リンゴ中生品種「錦秋(きんしゅう)」の特性
⑩ニホンナシ中生品種「秋麗(しゅうれい)」の特性
⑪ニホンナシ晩生品種「王秋(おうしゅう)」の特性
⑫富山型ポットイチジク密植栽培技術
⑬小粒イチジク「コナドリア」熟度判定用カラーチャートと日持ち特性の解明
⑭ニホンナシにおけるニセナシサビダニの有効薬剤および防除時期

2 普及上参考となる技術(p29~54)
①軽量培土で育苗した高密度播種苗の特性
②大麦の全量基肥施肥における新規被覆窒素肥料の実用性
③緑肥の生育に対する額縁排水の効果
④クモヘリカメムシの発生消長及び斑点米被害症状
⑤クモヘリカメムシに対する有効薬剤及びその残効期間
⑥ニホンナシにおけるニセサビサビダニの簡易モニタリング手法
⑦4月下旬定植の青ネギ刈り取り栽培における施肥体系
⑧夏まきブロッコリーの適正施肥
⑨キャベツにおける畝立て・定植時の効果的な雑草防除体系
⑩ニホンナシにおけるニセサビサビダニの発生消長および被害実態
⑪ナシ黒星病の芽基部病斑発生に関わる要因(鱗片生組織の露出、落葉率、感染適温)の本県における実態
⑫近接リモートセンシングは草地管理に活用できる
⑬葛根湯残渣は牛舎敷料利用ができる

3 これまでの普及に移す技術・品種及び普及上参考となる技術(p55~70)

4 写真(P71~72)

令和元年度研究成果

〇普及に移す技術・品種
[主穀作(P1~10)]
①水稲品種「富富富」の刈取適期
②水稲品種「富富富」の適正栽植密度
③水稲直播栽培におけるキリウジガガンボ等の省力防除
④斑点米カメムシ類およびウンカ・ヨコバイ類に対する有効薬剤
⑤「富富富」におけるイネ紋枯病の要防除水準
[野菜・花き(P11~20)]
①低温期のエダマメ播種における不織布べたがけの効果
②白ネギのネギ葉枯病による黄色斑紋病斑等に対する品種間差異
③白色の一重咲きチューリップ新品種「砺波育成142号」の育成
④チューリップ球根を散播状に植付けた際の適正な栽植密度
⑤チューリップ球根を散播状に植付けた際の適正な施肥量
[果樹(P21~24)]
①モモ中生品種「陽夏妃(ようかひ)」の特性
②「あんぽ柿」、「柿ごのみ」用原料柿「三社」の長期保存方法

〇普及上参考となる技術
[主穀作(P25~36)]
①β-グルカン含有率を高める大麦「はねうまもち」の施肥法
②中粗粒質土壌における大麦の穂数、精子実重に対する加里の増施効果
③アスコルビン酸溶液抽出法による水田土壌窒素肥沃度の迅速評価
④土壌肥沃度に対応した水稲「富富富」の施肥窒素量の策定
⑤「富富富」における特別栽培米の生産に向けた全量基肥肥料の開発
⑥事前乾燥を組み合わせた水稲種子の温湯消毒技術
[野菜・花き(P37~52)]
①白ネギのネギ葉枯病による黄色斑紋病斑の主たる感染源は下位枯死葉である
②水田転換畑におけるアスパラガス株養成圃場での機械掘りに適した栽培様式
③赤タマネギのりん茎内部まで着色を良好とする保存方法
④種子繁殖型イチゴ‘よつぼし’の本圃に直接播種する新たな栽培法
⑤緩効性肥料を用いた加工用青ネギ育苗法
⑥タマネギのネギアザミウマに対する薬剤散布適期
⑦チューリップ球根を散播状に植付けた際の密度の偏りが収量・品質に及ぼす影響
⑧ネット栽培におけるウイルス罹病株除去法
[果樹(P53~58)]
①ニホンナシ「あきづき」のコルク状果肉障害の発生と土壌化学性との関係
②幼木期におけるリンゴ優良中生品種と各種わい性台木との親和性
③果樹の幼木期におけるせん定時期がせん定痕の面積に及ぼす影響
[畜産(P59~68)]
①哺乳速度を遅くすると子牛の吸引する欲求を満たし、ストレス軽減に貢献する
②乾乳期栄養水準の10%抑制は泌乳初期のエネルギーバランスを改善する
③泌乳初期牛への木材クラフトパルプの給与は反芻胃内環境を安定させる
④娩出後、乳房到達に30分以上かかる子豚は損耗リスクが高まる
⑤子豚は圧死や低体重により分娩日を含む4日以内に死亡する割合が高い

〇これまでの普及に移す技術・品種及び普及上参考となる技術 
[平成16年度~平成30年度(P69~83)]

〇写真(P84~85)

平成30年度研究成果

〇普及に移す技術・品種
[主穀作(P1~8)]
①水稲新品種「富山81号」の育成
②水稲新品種「富山81号」の目標収量構成要素
③水稲新品種「富山81号」の収量および品質の高位安定化のための施肥方法
④CN比向上を目的としたヘアリーベッチとライ麦の混播栽培技術
[野菜・花き(P9~20)]
①エダマメの開花期追肥は、増収効果が無く、食味関連成分が低下するので不要である
②本圃直接定植法による種子繁殖型イチゴ「よつぼし」の省力栽培
③新規土壌還元消毒を軸とした土壌病害虫防除
④旧盆出荷の作型における露地電照栽培に適する夏秋小ギク品種
⑤赤色のユリ咲きチューリップ新品種「砺波育成130号」の育成
⑥黄色のユリ咲きチューリップ新品種「砺波育成140号」の育成
[果樹(P21~30)]
①細霧冷房によるリンゴ日焼け果の発生軽減技術
②リンゴ「ふじ」の仕上げ摘果による日焼け果発生軽減技術
③ナシ黒星病に対する精度の高い落葉処理技術
④リンゴ極早生品種「紅みのり」の特性
⑤甘ガキ品種「太豊」の特性
[畜産(P31~32)]
①黒毛和種初産牛や高産次牛は子宮回復が遅いが、リノール酸添加飼料は回復を促進する

〇普及上参考となる技術
[主穀作(P33~50)]
①「富富富」の理化学的食味特性
②「富富富」の食味特性を引き出す炊飯条件
③「富富富」における食味分析計の測定精度
④水稲「てんこもり」の乾田V溝直播栽培における適正着粒数
⑤水稲「コシヒカリ」における高密度播種苗の特性と初期生育
⑥県下水田土壌の変化と実態(8巡目調査結果)
⑦冬作緑肥のCN比が作物収量と土壌肥沃度に及ぼす影響
⑧有機物含量の高い軽量育苗床土におけるもみ枯細菌病(苗腐敗症)の抑制
⑨省力的な畦畔管理による植生変化とカスミカメムシ類の発生状況
[野菜・花き(P51~62)]
①富山県におけるタマネギべと病の発病リスク
②秋まきタマネギの直播栽培技術
③アスター萎凋病の防除対策
④赤色光2:遠赤色光3の割合のLED光は花芽分化抑制効果が高い
⑤赤色光LEDを光源に用いた夏秋小ギク露地電照栽培の経済性
⑥赤色光LEDを利用した夏秋小ギク露地電照栽培における生産性向上技術
[果樹(P63~66)]
①ラズベリーにおける近紫外線と白色反射マルチシートによるナミハダニ密度抑制技術
②ニホンナシ「あきづき」における予備摘果時期およびエテホン処理が果肉障害発生に及ぼす影響
[畜産(P67~68)]
①豚の行動を映像解析することにより発情を検知できる

〇これまでの普及に移す技術・品種及び普及上参考となる技術 
[平成16年度~平成29年度(P69~82)]

〇付表(P83)

〇写真(P84~85)

平成29年度研究成果

〇普及に移す技術・品種
[主穀作(P1~16)]
①水稲新品種「富富富」の育成
②水稲新品種「富富富」の高品質良食味米生産のための目標収量構成要素
③水稲新品種「富富富」の高品質良食味米生産のための穂肥施用法と葉色指標
④水稲新品種「富富富」の高品質良食味米生産のための基肥基準と幼穂形成期の目標生育量
⑤沖積砂壌土、壌土向け「富富富」専用全量基肥肥料の開発及び施用量の目安
⑥水稲早生品種「てんたかく」用肥効調節型基肥肥料の改良
⑦大豆新品種「えんれいのそら」の本県における特性
⑧大豆カメムシ類の効果的な薬剤防除法
[野菜・花き(P17~28)]
①水田土壌の夏播きニンジンにおけるカリウムの適正施用量
②タマネギ定植機を用いた葉ネギ(青ネギ)作型の開発
③アスパラガスの1年養成株伏せ込み促成栽培に適する品種と栽培管理
④春まきタマネギにおける無マルチ栽培安定化技術
⑤明橙赤色のフリンジ咲きチューリップ新品種「砺波育成137号」の育成
⑥淡紫桃色の八重かつフリンジ咲きチューリップ新品種「砺波育成139号」の育成
[果樹(P29~40)]
①ナシ黒星病の落葉処理による被害軽減
②ニホンナシ「幸水」のジョイント仕立て法に適した大苗育成方法
③夏季の土壌水分管理によるリンゴ‘ふじ’の日焼け果発生軽減技術
④リンゴ、およびニホンナシの樹勢回復技術
⑤果樹の樹体保護資材利用による冬~早春季の樹体温変化の抑制
⑥コンテナ栽培小粒イチジクの超早期成園化技術
[畜産(P41~42)]
①ドライエイジングにより牛肉の味・香りを向上させることができる

〇普及上参考となる技術
[主穀作(P43~24)]
①イネの高温登熟耐性遺伝子Apq1の特定
②水稲「やまだわら」の栽培特性と飼料用安定生産のための施肥法
③水稲「やまだわら」の飼料用生産における省力栽培技術
④水稲新品種「富富富」のいもち病抵抗性の特性
⑤土壌理化学性から見たダイズ黒根腐病の発病要因
⑥培土条件がダイズ黒根腐病の発生に及ぼす影響
[野菜・花き(P55~68)]
①ネギアザミウマの生殖系統の分布と殺虫剤感受性
②ニンジンは可給態窒素を利用する
③冬季寡日照条件を克服するための白色LEDを用いたイチゴ補光栽培技術の開発
④ニンニク「上海早生」の露地栽培に対応した施肥方法
⑤スプレー系ストックの高温期播種でのジベレリン処理による発芽促進
⑥スプレー系ストックの生育と花芽形成のための低温感応時期
⑦花の日持ちに優れるチューリップ新品種の育成方法
[果樹(P69~72)]
①リンゴ‘ふじ’の摘果時における日焼け果発生軽減のための判断指標
②現地ナミハダニの各種殺ダニ剤に対する薬剤感受性の検定
[畜産(P73~78)]
①大麦わらサイレージは肥育中期用粗飼料として活用できる
②暑熱期の肥育牛に対するイネWCSと30%NDF水準の発酵TMR給与は乾物摂取量を高めルーメン内環境を安定化させる
③唾液中α-アミラーゼ活性を用いて豚のストレスが評価できる

〇これまでの普及に移す技術・品種及び普及上参考となる技術 
[平成16年度~平成28年度(P79~91)]

〇写真(P92~94)

平成28年度研究成果

〇普及に移す技術・品種
[主穀作(P1~2)]
①大豆狭畦栽培における帰化アサガオ防除は、茎葉処理剤散布で可能となる
[野菜・花き(P3~8)]
①秋まきタマネギの基肥リン酸の影響
②夏まきニンジン栽培における畝間かん水の影響
③秋冬ネギにおける新たなネギアザミウマの防除体系
[果樹(P9~12)]
①ラズベリー熟度判定用カラーチャートを用いた収穫基準
②水稲作業と競合の少ない富山型モモ栽培体系
[畜産(P13~14)]
①深部膣内粘液電気抵抗測定器等の利用で母豚の交配適期および早期妊娠診断が可能

〇普及上参考となる技術
[主穀作(P15~24)]
①軽量育苗培土へのけい酸質肥料の添加による「コシヒカリ」の初期生育の改善
②新規スルホニルウレア成分を含む水稲除草剤の最適な使用法
③フェロモントラップによる圃場における大豆カメムシ類の発生消長の把握
④里山雑木林と大河川河岸における大豆カメムシ類の発生消長
⑤加里供給不足が水稲・大麦に及ぼす影響とケイ酸加里の施用効果
[野菜・花き(P25~34)]
①ネギ育苗時の1株当たり施肥量と葉齢との関係
②水田での短葉性ネギ栽培における夏季の畝間かん水の有効
③短葉性ネギが6月に収穫でき、さらに二期作が可能な栽培方法
④グルタチオンによるチューリップ球根の肥大化促進
⑤年末出荷以降のスプレー系ストック切り花における凍害防止対策
[果樹(P35~36)]
①リンゴ「ふじ」着色系統の蜜入り特性
[畜産(P37~42)]
①移植用ストロー内直接希釈法では、ガラス化保存した性判別胚を農家の庭先で直接融解移植することが可能
②体外発生培地へのリノール酸オレイン酸アルブミンの添加はウシ体外受精胚の耐凍性を改善
③超音波測定により黒毛和種肥育牛の肉質が21カ月で判定できる

〇これまでの普及に移す技術・品種及び普及上参考となる技術 
[平成16年度~平成27年度(P43~45)]

〇写真(P55~56)

平成27年度研究成果

○普及に移す技術・品種
[主穀作(P1~6)]
①乾田V溝直播機の覆土装置の改良による苗立安定
②麦跡シュウレイ狭畦栽培での安定多収に向けた適正栽植本数
③「てんたかく」におけるカスミカメムシ類の効果的な薬剤防除法
[野菜・花き(P7~16)]
①タマネギりん茎の肥大時期におけるかん水の効果
②タマネギ機械定植に適した育苗方法
③新規サビダニ剤の効果的な処理方法とそれに応じた掘取り後の球根消毒
④白色のユリ咲きチューリップ新品種「砺波育成133号」の育成
⑤小型で濃紫桃色の花色を有するチューリップ新品種「砺波育成138号」の育成
[果樹(P17~20)]
①ブドウ花穂整形器による管理作業の省力化
②水稲作業と競合の少ないモモ新着果管理体系

○普及上参考となる技術
[主穀作(P21~36)]
①高精度GPS自動操舵トラクタによる乾田V溝直播の高速化
②省力・低コスト化等を可能とする水田輪作体系モデルの評価
③「てんたかく」における斑点米カメムシ類の発生推移と斑点米の発生
④県内におけるダイズ黒根腐病の発生実態と新規の類似病「褐色根腐病」の発生
⑤水稲「てんたかく」の割籾発生に影響する気象・生育的要因
⑥ヘアリーベッチとライ麦との組合せによる全窒素や排水性・保水性の向上
⑦砂壌土水田において穂数確保や葉色維持が困難なほ場での肥効調節型肥料の増施効果
⑧ゼオライト施用による土壌保肥力の改善
[野菜・花き(P37~44)]
①寒締めホウレンソウ用県推奨品種「ヴィジョン」の廃止に伴う代替品種の選定
②緩効性肥料を利用した夏播きニンジンの減肥栽培
③電照による夏秋小ギク秋彼岸出荷における品質向上技術
④夏秋小ギクの小花形成期前後の追肥による切り花後の葉の黄化抑制技術
[畜産(P45~52)]
①タテヤマヨークⅡの選抜に有効な経済形質マーカー
②河川堤防刈草は安全性および栄養面で粗飼料として充分利用できる
③黒毛和種子牛の初期発育を促進する飼料給与法
④黒毛和種子牛の生時体重および人工哺育での飼料摂取量は90日齢体重と相関する

平成26年度研究成果

○普及に移す技術・品種
[主穀作(P1~6)]
①帰化アサガオの葉齢進展モデルに基づく茎葉処理剤の防除時期
②加里の土壌改良目標値を下回る水田におけるダイズ栽培での加里増施による収量および品質向上
③発生予察に基づいたニカメイチュウの薬剤防除法

[野菜・花き(P7~26)]
①タマネギ乾腐病の耕種的な防除方法
②富山県における機械化体系に対応したタマネギの春まき夏どり作型開発
③春まき夏どりタマネギのりん茎重の確保
④秋まきタマネギ栽培における定植時期と基肥窒素施肥量
⑤ニンニクの収量および品質向上に向けた植付け時期と収穫期
⑥麦あとを活用したニンジンの栽培方法
⑦穴あきフィルムを用いた8月咲き夏秋小ギクの多収栽培法
⑧圃場診断に基づくチューリップ微斑モザイク病・条斑病の防除対策
⑨チューリップモザイク病の多発要因と防除対策
⑩チューリップ微斑モザイク病および条斑病の体系防除

[果樹(P27~36)]
①ニホンナシ新品種「甘太」の特性
②ニホンナシ「なつしづく」のジベレリン処理とマルチ処理の併用による熟期促進
③ニホンナシ「幸水」熟度判定専用カラーチャート
④雨よけハウスでの根域制限栽培に適したラズベリー品種

[畜産(P35~36)]
①左右子宮角へ性選別精液を3本人工授精することで黒毛和種受精卵を安定生産できる

○普及上参考となる技術
[主穀作(P37~46)]
①高温登熟性が極めて高い「コシヒカリ富山APQ1号」の育成
②鉄コーティング直播における倒伏を回避するためのコシヒカリの適正籾数と品種による対策
③水稲に活用するためのヘアリーベッチの播種時期と細断時期の窒素量の推定
④水稲に活用するためのヘアリーベッチ由来窒素供給量の予測法
⑤ヘアリーベッチを活用した特別栽培米の基肥の代替効果

[野菜・花き(P47~54)]
①収穫・調整管理によるタマネギの細菌性貯蔵腐敗の防除
②富山県における春まき夏どりタマネギの生育経過とりん茎肥大
③秋まきタマネギ栽培における分げつの時期と葉位
④短葉性ネギ栽培における定植後生育促進のための育苗方法

[果樹(P55~60)]
①リンゴ「あおり16」の収穫基準
②リンゴ「秋陽」に対する収穫前落果防止剤「ヒオモン水溶剤」の効果
③根域制限ラズベリー栽培におけるスギ樹皮利用技術

[畜産(P61~68)]
①県産の未利用農産物である日本梨は良好なサイレージ調製が可能
②大麦わらサイレージは稲わらの代替飼料として利用できる
③大麦わらのロールベール調製時に乳酸菌製剤を添加すると発酵品質が良好になる
④養豚場汚水への曝気処理並びに濃縮海洋深層水添加は環境負荷物質低減に有効

平成25年度研究成果

○普及に移す技術・品種
[主穀作(P1~8)]
①水稲乾田V溝直播栽培における安定生産のための収量構成要素および幼穂形成期の適正生
 育量
②「シュウレイ」の安定多収のための適正栽植密度
③種子生産におけるいもち病ともみ枯細菌病、ばか苗病を防除するための種子消毒法
④土壌の健康診断に基づく大豆茎疫病の対策マニュアルの策定

[野菜・花き(P9~22)]
①タマネギ苗の葉先枯れ症の原因と防除対策
②ニンニク品種「上海早生」の種子りん片の植付け深さおよび向きが収量・品質に与える影
 響
③ニンニク「上海早生」栽培における収量向上のための花茎の処理方法
④無加温ハウスを活用した冬どりレタスの栽培方法
⑤促成栽培で八重咲きチューリップの花弁数を確保する中温処理開始時期
⑥チューリップに発生したTRV新系統とその診断法

[果樹(P23~28)]
①ニホンナシ「幸水」の摘心処理による生産安定
②ニホンナシ「あきづき」熟期判定専用カラーチャート
③ブドウ新品種「クイーンニーナ」の特性

[畜産(P29~32)]
①性選別精液活用による受精卵生産技術の確立
②繁殖性を改良した新系統豚「タテヤマヨークⅡ」の造成

○普及上参考となる技術
[主穀作(P33~42)]
①育苗労力を軽減する軽量培土の特徴と留意点
②水稲乾田V溝直播栽培における気温によるノビエの葉齢推定法
③水稲乾田V溝直播栽培における生育量不足改善に向けた追肥時期
④県下水田土壌の変化と実態(7巡目調査結果)
⑤ダイズ黒根腐病の発生が収量と品質に及ぼす影響

[野菜・花き(P43~54)]
①春まきタマネギの貯蔵病害の発病温度特性
②赤ネットによるアザミウマ類の侵入抑制効果
③秋まきタマネギの球重確保に向けた生育指標と追肥時期
④秋まきニンジンの不織布べたがけによる早期収穫および収量の向上
⑤EOD反応を活用してチューリップの促成切り花長を伸ばせる
⑥球根堀取り直後の高温処理がチューリップの花芽分化に与える効果

[果樹(P55~60)]
①リンゴ「ふじ」の蜜入り優良系統
②リンゴ中生品種「シナノドルチェ」の特性

[畜産(P61~64)]
①乾乳前期における栄養水準の抑制は分娩後の繁殖機能の回復を早める
②肥育後期牛への飼料用米多給と生稲わらサイレージの給与で国産飼料の安定供給が可能

平成24年度研究成果

○普及に移す技術・品種
[主穀作(P1~10)]
①水稲乾田V溝直播栽培における雑草防除体系の省力化
②水稲乾田V溝直播栽培における播種後の通水による発芽促進および苗立ち安定化技術
③収穫ロスおよび汚粒を低減する「エンレイ」のコンバイン収穫のポイント
④水田土壌のケイ酸栄養診断技術の改訂
⑤イネばか苗病を管理するための種子消毒法と本田での発病特性

[野菜・花き(P11~18)]
①濃赤色のユリ咲きチューリップ新品種「砺波育成125号」(仮称)の育成
②淡黄色の八重・ユリ咲きチューリップ新品種「砺波育成131号」(仮称)の育成
③薬剤のブームスプレーヤ散布によるチューリップ土壌伝染性ウイルス病の防除
④大腸菌発現外被タンパク質抗血清を用いたチューリップ条斑病の診断

[果樹(P19~26)]
①水稲育苗ハウスを活用したブドウボックス栽培
②ニホンナシ「なつしずく」のジベレリン処理による熟期促進
③モモ「あかつき」熟期判定用専用カラーチャート
④リンゴ「ふじ」熟期判定用専用カラーチャート

[畜産(P27~28)]
①簡易で牛へのストレスが少ない黒毛和種向け過剰排卵処理法

○普及上参考となる技術
[主穀作(P29~40)]
①栽培密度および穂数を確保するための田植機掻取量の適正化
②収量損失およびしわ粒の発生を低減するための大豆品種「シュウレイ」の刈取適期
③大麦「ファイバースノウ」の硝子率低減のための窒素栄養管理と生育指標
④カドミウム汚染を除去した客土水田における土壌肥沃度の経年変化と施肥管理指針
⑤中干し開始時期と水稲の生育・収量
⑥適正な播種深度によるダイズ茎疫病の発病抑制

[野菜・花き(P41~58)]
①ネギ育苗後期の低温馴化処理による定植後生育促進効果の解析
②主穀作複合経営における短葉性ネギ経営モデル
③秋まきタマネギにおける分球の発生要因と生育指標
④高温時期のタマネギ育苗における施肥方法の違いが生育・収量に及ぼす影響
⑤ニンニク「上海早生」における種子りん片品質と収量との関係
⑥追肥量がタマネギ乾腐病の発生に及ぼす影響
⑦富山県におけるファイトプラズマの初発生とタマネギ萎黄病の発生状況
⑧高輝度Red-LEDを利用した暗期中断によるキク花芽分化抑制技術
⑨キクを加害するカメムシ類の主要種と有効薬剤

[果樹(P59~64)]
①リンゴ極早生品種「あおり16」の特性
②水稲育苗ハウスでの小果樹類のポット栽培における特性
③環状剥皮処理によるカキ「三社」の成熟促進

[畜産(P65~72)]
①県産牛肉の脂肪に含まれるオレイン酸割合についての実態
②大麦わらの効率的な飼料調製・貯蔵法
③破砕処理した飼料用玄米は肥育後期の配合飼料を50%代替できる
④農林副産物資材を利用した生物脱臭実規模プラントで1年以上の脱臭持続が可能

平成23年度研究成果

○普及に移す技術・品種
[主穀作(P1~8)]
①「コシヒカリ」の美味しさを受け継ぐ黒米粳品種「富山黒75号」の育成
②「コシヒカリ」の美味しさを受け継ぎふ先色を有する赤米粳品種「富山赤78号」の育成
③増収・省力が実現できる大麦あと大豆の耕うん同時畝立て狭畦栽培技術
④発生予察調査に基づいた防除の適正化による農薬低減技術

[野菜・花き(P9~22)]
①7月上旬どり短葉性ネギの育苗期低温馴化による初期生育促進技術
②7月上旬どり短葉性ネギの1回目土寄せ適期
③エダマメのマルチ栽培における施肥方法と栽植密度
④夏播きブロッコリーの優良品種の選定とその作型モデル
⑤高温期のタマネギ育苗における苗質向上技術
⑥白色に赤紫色糸覆輪の晩生チューリップ新品種「砺波育成121号」(仮称)の育成
⑦紅白の八重咲き晩生チューリップ新品種「砺波育成122号」(仮称)の育成

○普及上参考となる技術
[主穀作(P23~32)]
①水稲種子用コンバインの収穫ロスの低減と高品質な種子生産のための作業速度
②発酵鶏糞を用いた水稲基肥のりん酸・加里成分の代替技術
③りん酸・加里が土壌改良目標値を下回る水田での減肥の影響
④ケイ酸質資材の施用による水稲の割籾率の低減と斑点米被害の抑制
⑤アカヒゲホソミドリカスミカメのトラップ誘殺数と割籾率による「てんたかく」の斑点米被害発生予測

[野菜・花き(P33~34)]
①夏秋コギクの夏期の高温による開花遅延症状と品種間差異

[果樹(P35~38)]
①リンゴ中生種「秋陽」の特性
②モモ品種「なつっこ」の特性

[畜産(P39~46)]
①産子体重と繁殖成績の変化からみた繁殖牛の適切な更新年齢
②乳用牛に適する飼料用イネ専用品種の選定と給与効果
③肥育後期牛に対するハトムギ茶残さを含む発酵TMRの給与効果
④飼料用米給与が離乳子豚の発育性と消化性に及ぼす影響

平成22年度研究成果

○普及に移す技術・品種
[主穀作(P1~14)]
①5月中旬移植コシヒカリにおける適正な育苗日数
②沖積砂壌土の乾田V溝直播栽培における播種時の適正な土壌水分
③新酒造好適米品種「富の香」の安定栽培法
④大豆新奨励品種「シュウレイ」の特性
⑤土壌pHの矯正と薬剤の種子塗沫処理によるダイズ茎疫病の防除
⑥効率的な夏作緑肥導入技術の確立
⑦夏作緑肥導入後コシヒカリの基肥施肥量

[野菜・花き(P15~20)]
①被覆資材を用いた高温期のタマネギ発芽安定技術
②非選択性茎葉処理除草剤を用いたウイルス罹病株除去法
③ユリのりん片腐敗性病害の病原菌と薬剤防除

[果樹(P21~22)]
①リンゴ中生黄色系品種「シナノゴールド」の収穫基準

○普及上参考となる成果
[主穀作(P23~34)]
①多収で倒伏に強い「コシヒカリ富農SCM1号」の育成
②沖積砂壌土の乾田V溝直播栽培におけるコシヒカリの適正着粒数
③コシヒカリのケイ酸吸収に対応した分析法による土壌中有効態ケイ酸の検証
④Pythium arrhenomanesによるイネ苗立枯病の発生と発病特性
⑤赤米品種の米ぬかがもつ健康機能性の評価
⑥合成性フェロモントラップ誘殺数を用いたウコンノメイガの要防除水準

[野菜・花き(P35~42)]
①本県で発生するネギの葉枯性病害の種類と「まだら症」の原因
②夏季のホウレンソウ栽培ハウスにおける高温対策技術
③球根専用緩効性肥料によるチューリップ微斑モザイク病の発生抑制
④CSNVによるアスターおよびトルコギキョウの新病害「茎えそ病」

[果樹(P43~52)]
①ニホンナシ「幸水」における間植樹の生育促進法
②植物成長調整剤「ヒオモン水溶剤」を利用したリンゴ「ふじ」のつる割れ軽減技術
③モモ品種「つきあかり」の特性
④ブドウ袋掛け直前の殺菌剤の選定
⑤ブドウ袋掛け直前の殺虫剤の選定

[畜産(P53~62)]
①経膣採卵・体外受精技術を活用した優良産子生産
②生稲わらサイレージ・生米ぬか混合発酵TMRの肥育中期からの給与法
③育成期の黒毛和種去勢牛に対する稲発酵粗飼料給与技術
④黒毛和種去勢牛における肝臓廃棄と枝肉価格との間に関連性は認められない
⑤吸引通気式堆肥化で捕集した高濃度発酵臭気の農林副産物利用による持続的脱臭

平成21年度研究成果

○普及に移す技術・品種
[主穀作(P1~4)]
①短稈性といもち病抵抗性をもつ「コシヒカリ富筑SDBL」の育成
②子実水分を利用したオオムギ「ファイバースノウ」の収穫適期予測法

[野菜・花き(P5~12)]
①前年秋季の畝仮造成による初夏どりキャベツの安定生産技術
②白色の八重咲きチューリップ新品種「砺波育成116号」(仮称)の育成
③チューリップ病害の診断・防除の情報が入手できるウェブサイト
④整畦植込み機によるチューリップ球根の植付け同時施肥

[果樹(P13~18)]
①ニホンナシ新品種「なつしずく」の着果管理技術
②水田転換畑におけるJM7台木「ふじ」の開園時の排水性改善技術
③水稲育苗ハウスを活用した高品質甘ガキのポット栽培

[畜産(P19~22)]
①肥育後期における生稲わらサイレージ給与は牛肉中のビタミンE含量を高める
②乳牛の乾乳期間を40日に短縮しても分娩状況、乳生産性、繁殖性に影響しない

○普及上参考となる成果
[主穀作(P23~32)]
①水稲の生育に対する影響と除草効果からみた体系是正剤の処理適期
②水稲生育後半の湛水管理が水稲に及ぼす影響
③水稲生育後半の湛水管理が地耐力低下に及ぼす影響
④食酢と生物農薬を用いたイネの種子消毒
⑤砂質浅耕土地帯におけるダイズ「エンレイ」の収量向上のための生育指標

[野菜・花き](P33~36)
①初夏どり根深ネギ安定栽培のための「羽緑一本太」を用いたセル育苗技術
②無加温ハウスを活用し、冬期収穫を目的とした小株どりミズナの栽培方法

[果樹(P37~38)]
①ほ場排水性および定植時期がモモの生育に及ぼす影響

[畜産(P39~42)]
①離乳後の繁殖豚の飼養管理には、ボディコンディションスコア(BCS)に血中
 総コレステロール値を加味する必要がある
②生稲わらのβ-カロテン・α-トコフェロール含量と予乾やサイレージ調製による変化

平成20年度研究成果

○普及に移す技術・品種
[主穀作(P1~14)]
①高温登熟条件下における収量・品質面から見たコシヒカリの移植時期の晩限
②5月6半旬のコシヒカリ移植栽培における生育指標および栽培法
③収量と品質・食味から見た「てんこもり」の移植栽培における適正着粒数と生育指標
④水稲における被覆尿素肥料(LPSS100)からの簡易な窒素溶出確認の方法
⑤条間を狭め栽植密度を高めることによる大豆の収量向上技術
⑥土壌pH矯正に必要なアルカリ資材施用量の推定法
⑦ダイズにおける薬剤の種子塗沫処理によるフタスジヒメハムシの防除

[野菜・花き(P15~18)]
①大カブの播種期分散を可能とする耕うん同時作業機による省力作業体系
②コギクにおけるキクわい化ウイロイドによるキクわい化病の被害と発生の推移

[果樹(P19~26)]
①ニホンナシ「あきづき」の軸折れ軽減のための摘果方法
②ニホンナシ新品種「なつしずく」の特性
③ニホンナシ新品種「なつしずく」の収穫基準
④ブドウ新品種「シャインマスカット」の特性

[畜産(P27~34)]
①自給粗飼料多給による乳用育成牛の早期分娩技術
②生稲わらサイレージ・生米ぬか混合発酵TMRの黒毛和種去勢牛への給与法
③飼料米を配合した低蛋白質アミノ酸飼料給与による特色ある豚肉生産技術
④高水分牧草サイレージの調製・貯蔵方法

[農産加工(P35~36)]
①γ-アミノ酪酸(GABA)を高生産する乳酸菌の同定とかぶらずしへの利用

○普及上参考となる成果
[主穀作(P37~44)]
①県下水田土壌の変化と実態(6巡目調査結果)
②MBI-D剤耐性イネいもち病菌の県内初確認
③転換畑土壌における各種アルカリ資材のpH矯正効果
④ダイズの養分集積量および収量に及ぼす土壌pH矯正の影響

[野菜・花き(P45~46)]
①栽培温度と施肥量が切り花用ハボタンの観賞部位の発色に及ぼす影響

[畜産(P47~48)]
①乳用哺育牛の増体および下痢に対するシンバイオティクス給与効果

平成19年度研究成果

○普及に移す技術・品種[主穀作]
①いもち病抵抗性新品種「コシヒカリ富山BL7号」の育成
②高級酒醸造向け水稲新品種「富山酒69号」の育成
③ヘアリーベッチの品種特性およびダイズ圃場への施用効果
④イネ紋枯病に対する薬剤散布適期
⑤粒剤の1回散布により斑点米カメムシ類の防除が可能
⑥緑肥作物すき込み後のダイズにおけるタネバエの発生と薬剤の防除効果
⑦ダイズ茎疫病に対する生育期の有効薬剤
⑧水稲早生品種「てんたかく」の刈取始期のめやす
⑨品質・食味からみた水稲品種「てんこもり」の直播栽培における適正着粒数と生育指標

[野菜・花き]
①短葉性ネギ新品種「越中なつ小町」、「越中ふゆ小町」の育成

[果樹]
①ニホンナシ「あきづき」の生産安定のための適正着果量
②リンゴ「ふじ」における青実果発生要因の解明と軽減技術

[畜産]
①乳牛の直腸温測定による夏季の繁殖性低下牛の発見
②生稲わらサイレージの調製・貯蔵法と肥育後期黒毛和種去勢牛への給与効果
③養豚用低蛋白質アミノ酸飼料への酵素剤添加による消化率改善効果

○普及上参考となる成果
[主穀作]
①土壌窒素肥沃度に対する田畑輪換の影響
②富山県内から分離されたダイズ茎疫病菌のレース
③アカヒゲホソミドリカスミカメの増殖を抑制する転作牧草地の草種および作付体系

[野菜・花き]
①地産地消向け野菜等9品目の生育特性
②トマトの葉柄中カリウムイオン濃度の維持による葉先枯れ防止技術
③チューリップサビダニに対するアクテリック乳剤の短時間球根浸漬の防除効果
④夏秋小ギク新品種「いずみ」(仮称)のエスレルによる開花調節及び開花予測法
⑤スプレーギク新品種の電照抑制栽培にける切り花品質向上技術

[畜産]
①黒毛和種受胚牛への複数の黄体誘起による受胎率向上効果
②生稲わらサイレージに生米ぬかを混合した肥育牛用発酵TMRの品質と採食性

平成18年度研究成果

○普及に移す技術・品種
[主穀作]
①本県に適する優良晩生品種「富山67号」の育成
②アカヒゲホソミドリカスミカメおよびトゲシラホシカメの両種に対する有効薬剤
③大麦「ファイバースノウ」における気温を用いた出穂期予測

[野菜・花き]
④サトイモ「大和」のマルチ栽培における生分解性フイルムの増収効果
⑤除草剤を用いたウイルス罹病株除去法
⑥チューリップ球根生産における球根専用緩効性肥料を用いた施肥法
⑦チューリップXウイルスの発生とその伝染方法

[果樹]
⑧ニホンナシ「あきづき」の高品質安定生産を目的とした結果枝育成法
⑨ブドウ「ハニービーナス」の無核化、果粒肥大技術

[畜産]
⑩豚ふんの吸引通気式堆肥化時における簡易スクラバ
⑪携帯テレビ電話を活用した牛の分娩監視装置の改良及び実用化

○普及上参考となる成果
[主穀作]
①共優性型DNAマーカーを利用した水稲および大豆品種の判別技術
②ヘアリーベッチの鋤き込みが大豆の収量、ちりめんじわ粒発生に及ぼす効果
③ダイズリゾクトニア根腐病菌のイネとの伝染環

[野菜・花き]
④キャベツ栽培における紙マルチの利用とその効果
⑤エダマメ(黒豆・中生種)の品種特性
⑥春どり一本ネギの適応品種
⑦夏秋小ギクにおける発らい期前後の昼の高温による開花遅延
⑧チューリップ球根の土壌水分管理法

[果樹]
⑨果樹せん定枝チップの土壌表面施用法

○研究、行政で活用する成果
①「ハバタキ」がもつ籾数を増加させる遺伝子の解析
②パーコール液を用いた簡易な核移植レシピエント卵子の選別法
③FISH法による堆肥中アンモニア酸化細菌の検出

とやま農林水産八研伝<中高生以上向き豆知識>

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