平成21年度研究成果

○普及に移す技術・品種
[主穀作(P1~4)]
①短稈性といもち病抵抗性をもつ「コシヒカリ富筑SDBL」の育成
②子実水分を利用したオオムギ「ファイバースノウ」の収穫適期予測法

[野菜・花き(P5~12)]
①前年秋季の畝仮造成による初夏どりキャベツの安定生産技術
②白色の八重咲きチューリップ新品種「砺波育成116号」(仮称)の育成
③チューリップ病害の診断・防除の情報が入手できるウェブサイト
④整畦植込み機によるチューリップ球根の植付け同時施肥

[果樹(P13~18)]
①ニホンナシ新品種「なつしずく」の着果管理技術
②水田転換畑におけるJM7台木「ふじ」の開園時の排水性改善技術
③水稲育苗ハウスを活用した高品質甘ガキのポット栽培

[畜産(P19~22)]
①肥育後期における生稲わらサイレージ給与は牛肉中のビタミンE含量を高める
②乳牛の乾乳期間を40日に短縮しても分娩状況、乳生産性、繁殖性に影響しない

○普及上参考となる成果
[主穀作(P23~32)]
①水稲の生育に対する影響と除草効果からみた体系是正剤の処理適期
②水稲生育後半の湛水管理が水稲に及ぼす影響
③水稲生育後半の湛水管理が地耐力低下に及ぼす影響
④食酢と生物農薬を用いたイネの種子消毒
⑤砂質浅耕土地帯におけるダイズ「エンレイ」の収量向上のための生育指標

[野菜・花き](P33~36)
①初夏どり根深ネギ安定栽培のための「羽緑一本太」を用いたセル育苗技術
②無加温ハウスを活用し、冬期収穫を目的とした小株どりミズナの栽培方法

[果樹(P37~38)]
①ほ場排水性および定植時期がモモの生育に及ぼす影響

[畜産(P39~42)]
①離乳後の繁殖豚の飼養管理には、ボディコンディションスコア(BCS)に血中
 総コレステロール値を加味する必要がある
②生稲わらのβ-カロテン・α-トコフェロール含量と予乾やサイレージ調製による変化