令和元年度研究成果

〇普及に移す技術・品種
[主穀作(P1~10)]
①水稲品種「富富富」の刈取適期
②水稲品種「富富富」の適正栽植密度
③水稲直播栽培におけるキリウジガガンボ等の省力防除
④斑点米カメムシ類およびウンカ・ヨコバイ類に対する有効薬剤
⑤「富富富」におけるイネ紋枯病の要防除水準
[野菜・花き(P11~20)]
①低温期のエダマメ播種における不織布べたがけの効果
②白ネギのネギ葉枯病による黄色斑紋病斑等に対する品種間差異
③白色の一重咲きチューリップ新品種「砺波育成142号」の育成
④チューリップ球根を散播状に植付けた際の適正な栽植密度
⑤チューリップ球根を散播状に植付けた際の適正な施肥量
[果樹(P21~24)]
①モモ中生品種「陽夏妃(ようかひ)」の特性
②「あんぽ柿」、「柿ごのみ」用原料柿「三社」の長期保存方法

〇普及上参考となる技術
[主穀作(P25~36)]
①β-グルカン含有率を高める大麦「はねうまもち」の施肥法
②中粗粒質土壌における大麦の穂数、精子実重に対する加里の増施効果
③アスコルビン酸溶液抽出法による水田土壌窒素肥沃度の迅速評価
④土壌肥沃度に対応した水稲「富富富」の施肥窒素量の策定
⑤「富富富」における特別栽培米の生産に向けた全量基肥肥料の開発
⑥事前乾燥を組み合わせた水稲種子の温湯消毒技術
[野菜・花き(P37~52)]
①白ネギのネギ葉枯病による黄色斑紋病斑の主たる感染源は下位枯死葉である
②水田転換畑におけるアスパラガス株養成圃場での機械掘りに適した栽培様式
③赤タマネギのりん茎内部まで着色を良好とする保存方法
④種子繁殖型イチゴ‘よつぼし’の本圃に直接播種する新たな栽培法
⑤緩効性肥料を用いた加工用青ネギ育苗法
⑥タマネギのネギアザミウマに対する薬剤散布適期
⑦チューリップ球根を散播状に植付けた際の密度の偏りが収量・品質に及ぼす影響
⑧ネット栽培におけるウイルス罹病株除去法
[果樹(P53~58)]
①ニホンナシ「あきづき」のコルク状果肉障害の発生と土壌化学性との関係
②幼木期におけるリンゴ優良中生品種と各種わい性台木との親和性
③果樹の幼木期におけるせん定時期がせん定痕の面積に及ぼす影響
[畜産(P59~68)]
①哺乳速度を遅くすると子牛の吸引する欲求を満たし、ストレス軽減に貢献する
②乾乳期栄養水準の10%抑制は泌乳初期のエネルギーバランスを改善する
③泌乳初期牛への木材クラフトパルプの給与は反芻胃内環境を安定させる
④娩出後、乳房到達に30分以上かかる子豚は損耗リスクが高まる
⑤子豚は圧死や低体重により分娩日を含む4日以内に死亡する割合が高い

〇これまでの普及に移す技術・品種及び普及上参考となる技術 
[平成16年度~平成30年度(P69~83)]

〇写真(P84~85)