平成27年度研究成果
○普及に移す技術・品種
[主穀作(P1~6)]
①乾田V溝直播機の覆土装置の改良による苗立安定
②麦跡シュウレイ狭畦栽培での安定多収に向けた適正栽植本数
③「てんたかく」におけるカスミカメムシ類の効果的な薬剤防除法
[野菜・花き(P7~16)]
①タマネギりん茎の肥大時期におけるかん水の効果
②タマネギ機械定植に適した育苗方法
③新規サビダニ剤の効果的な処理方法とそれに応じた掘取り後の球根消毒
④白色のユリ咲きチューリップ新品種「砺波育成133号」の育成
⑤小型で濃紫桃色の花色を有するチューリップ新品種「砺波育成138号」の育成
[果樹(P17~20)]
①ブドウ花穂整形器による管理作業の省力化
②水稲作業と競合の少ないモモ新着果管理体系
○普及上参考となる技術
[主穀作(P21~36)]
①高精度GPS自動操舵トラクタによる乾田V溝直播の高速化
②省力・低コスト化等を可能とする水田輪作体系モデルの評価
③「てんたかく」における斑点米カメムシ類の発生推移と斑点米の発生
④県内におけるダイズ黒根腐病の発生実態と新規の類似病「褐色根腐病」の発生
⑤水稲「てんたかく」の割籾発生に影響する気象・生育的要因
⑥ヘアリーベッチとライ麦との組合せによる全窒素や排水性・保水性の向上
⑦砂壌土水田において穂数確保や葉色維持が困難なほ場での肥効調節型肥料の増施効果
⑧ゼオライト施用による土壌保肥力の改善
[野菜・花き(P37~44)]
①寒締めホウレンソウ用県推奨品種「ヴィジョン」の廃止に伴う代替品種の選定
②緩効性肥料を利用した夏播きニンジンの減肥栽培
③電照による夏秋小ギク秋彼岸出荷における品質向上技術
④夏秋小ギクの小花形成期前後の追肥による切り花後の葉の黄化抑制技術
[畜産(P45~52)]
①タテヤマヨークⅡの選抜に有効な経済形質マーカー
②河川堤防刈草は安全性および栄養面で粗飼料として充分利用できる
③黒毛和種子牛の初期発育を促進する飼料給与法
④黒毛和種子牛の生時体重および人工哺育での飼料摂取量は90日齢体重と相関する