平成26年度研究成果
○普及に移す技術・品種
[主穀作(P1~6)]
①帰化アサガオの葉齢進展モデルに基づく茎葉処理剤の防除時期
②加里の土壌改良目標値を下回る水田におけるダイズ栽培での加里増施による収量および品質向上
③発生予察に基づいたニカメイチュウの薬剤防除法
[野菜・花き(P7~26)]
①タマネギ乾腐病の耕種的な防除方法
②富山県における機械化体系に対応したタマネギの春まき夏どり作型開発
③春まき夏どりタマネギのりん茎重の確保
④秋まきタマネギ栽培における定植時期と基肥窒素施肥量
⑤ニンニクの収量および品質向上に向けた植付け時期と収穫期
⑥麦あとを活用したニンジンの栽培方法
⑦穴あきフィルムを用いた8月咲き夏秋小ギクの多収栽培法
⑧圃場診断に基づくチューリップ微斑モザイク病・条斑病の防除対策
⑨チューリップモザイク病の多発要因と防除対策
⑩チューリップ微斑モザイク病および条斑病の体系防除
[果樹(P27~36)]
①ニホンナシ新品種「甘太」の特性
②ニホンナシ「なつしづく」のジベレリン処理とマルチ処理の併用による熟期促進
③ニホンナシ「幸水」熟度判定専用カラーチャート
④雨よけハウスでの根域制限栽培に適したラズベリー品種
[畜産(P35~36)]
①左右子宮角へ性選別精液を3本人工授精することで黒毛和種受精卵を安定生産できる
○普及上参考となる技術
[主穀作(P37~46)]
①高温登熟性が極めて高い「コシヒカリ富山APQ1号」の育成
②鉄コーティング直播における倒伏を回避するためのコシヒカリの適正籾数と品種による対策
③水稲に活用するためのヘアリーベッチの播種時期と細断時期の窒素量の推定
④水稲に活用するためのヘアリーベッチ由来窒素供給量の予測法
⑤ヘアリーベッチを活用した特別栽培米の基肥の代替効果
[野菜・花き(P47~54)]
①収穫・調整管理によるタマネギの細菌性貯蔵腐敗の防除
②富山県における春まき夏どりタマネギの生育経過とりん茎肥大
③秋まきタマネギ栽培における分げつの時期と葉位
④短葉性ネギ栽培における定植後生育促進のための育苗方法
[果樹(P55~60)]
①リンゴ「あおり16」の収穫基準
②リンゴ「秋陽」に対する収穫前落果防止剤「ヒオモン水溶剤」の効果
③根域制限ラズベリー栽培におけるスギ樹皮利用技術
[畜産(P61~68)]
①県産の未利用農産物である日本梨は良好なサイレージ調製が可能
②大麦わらサイレージは稲わらの代替飼料として利用できる
③大麦わらのロールベール調製時に乳酸菌製剤を添加すると発酵品質が良好になる
④養豚場汚水への曝気処理並びに濃縮海洋深層水添加は環境負荷物質低減に有効