ホーム > スギ花粉情報

スギ花粉情報

平成30年春のスギ花粉飛散量は、やや少なくなると予想されます。

 平成30年のスギ花粉飛散量は、やや少なくなると予測され、2月〜4月のシーズン中に平野部で1cm2当たり2,400個程度の見込みです。これは、花粉飛散の調査を開始した平成3年から平成29年までの平均値(2,974個 / cm2)の80%程度で、平成29年(4,044個 / cm2)と比べると60%程度の飛散量となります。
スギ花粉の飛散量は、11月下旬に県内11箇所で行ったスギ雄花の着花量調査(注)の結果から予測されますが、図に示したように飛散量は年によって大きく違います。スギの花粉飛散量は雄花が着花し始める夏(7,8月)の天候に強く影響を受け、日照時間が多い年ほど多く着花する傾向があります。平成29年の7,8月の平均日照時間は162.9時間で、平年(178.0時間)より15時間程少なかったことから、着花に適さない気候となりました。このことから、平年よりもやや少ない着花量になったと考えられます。
 スギ花粉の飛散量は、近接するスギ林までの距離や風向きなどの影響を強く受けるため、場所によって大きく異なります。本県の場合、スギ林が集中している山沿いの地域で飛散量は多く、海岸線に向かうに従って減少する傾向にありますが、平野部でもスギ林に隣接した場所では、予想をはるかに超える花粉が飛散することもありますので注意が必要です。
 




スギ花粉の飛散パターン

 例年、スギ花粉は2月中旬から連続的に観測されるようになり、3月上旬から急激に増加します。晴れて風の強い日には、1日に観測される花粉数が1cm2当たり50個以上になることもあります。このような傾向は3月下旬まで続き、その後花粉数は次第に減少し、4月の中旬にほぼ終息します。花粉飛散開始日については、次回のスギ花粉情報(1月下旬予定)でお知らせします。
なお、スギ花粉飛散量は降水、風速及び風向といった気象条件によって大きく変化します。今後のスギ花粉予報に留意して、次に述べる予防対策をとることが重要です。

花粉症の予防対策

スギ花粉症は、花粉中の抗原(特定のタンパク質)によって引き起こされるアレルギー症状です。このため、スギ花粉との接触を出来るだけ回避し、スギ花粉と接しても症状を起こさないように対処する必要があります。また、スギ花粉症は症状がひどくなってからでは軽減するのは難しいので、予防や早期治療に努めることが何より重要です。
スギ花粉症予防のポイントをまとめると以下のようになります。
                                                                                                                                                
(1) スギ花粉シーズン前に予防対策をとること
 例年、スギ花粉は2月中旬頃から連続的に観測されます。この飛散が始まる2週間前から抗アレルギ−剤等を服用することによってシーズン中の症状を軽減することができます。次回(1月下旬)、飛散開始日の予報を発表しますので、医師と相談のうえ対処して下さい。 
(2) スギ花粉の大量飛散日は外出を避けること
 3月上旬から下旬までの間はスギ花粉の飛散最盛期にあたり、この間の晴れた日や風の強い日に大量の花粉が飛散します。このような日に外出すると、大量の花粉を吸い症状が著しく悪化しますので、やむを得ず外出する場合は、マスクやめがね等の着用を心がけて下さい。
(3) 室内への花粉の侵入を防ぐこと
 スギ花粉シーズン中に窓などを開放すると、室内に花粉が侵入し、花粉症を悪化させる原因となります。一方、屋外で長時間作業をした場合には、着衣にも花粉が付着していますので、ブラシなどで花粉を払い落として屋内に入るようにして下さい。ふとんや洗濯物を外に干すことも、室内に花粉を持ち込むことになりますので避けて下さい。
(4) 花粉症の症状が出た場合には速やかに医師と相談すること
 花粉症は風邪の症状と混同されやすいため、治療が遅れがちとなります。くしゃ み、鼻水、眼のかゆみといった症状が花粉シーズン中に認められた場合、花粉症の可能性もありますので、速やかに医師と相談し早期治療に努めることが肝要です。


 

とやま農林水産八研伝<中高生以上向き豆知識>

ページの先頭へ戻る